自分のサーバーで友達と一緒に遊びたいけど、自分は統合版、友達はJava版…なんて経験、ありませんか?そんな方のために、Java版のサーバーに統合版でも入れるようにするプラグイン、GeyserMCを紹介したいと思います!これさえ入れてしまえば、スマホやPlaystation、switchなどのユーザーもマイクラサーバーに入れるようになります。
概要
GeyserMC
GeyserMCはJava版のサーバーに統合版でも入れるようにするプラグインです。GeyserMCはJava版と統合版の「翻訳機」としての役割をして、クロスプレイが出来るようになります。
Floodgate
Floodgateは統合版アカウントをJava版アカウントと見せかけるためのプラグインです。これによってjava版アカウントを持っていなくとも統合版アカウントだけでサーバーに入ることが出来ます。
ダウンロード
今回はGeyserMCというプラグインのほかにFloodgateというプラグインを入れることを推奨します。なお、Java版アカウントを入力して接続させる場合は、Floodgateプラグインは不要です。
当記事ではプラグインサーバーに導入することを前提として解説します。
GeyserMCとFloodgateはGeyserMCの公式サイトからダウンロードします。
①GeyserMC
GeyserMCは以下のサイトからダウンロードできます。


Spigot/Paperをクリックしてダウンロードします。
②Floodgate
GeyserMCと同じサイトで上の方にあるFloodgateのタブをタップします。そのあとさっきと同じようにSpigot/Paperを押してダウンロードします。

サーバーのpluginsフォルダにさっきダウンロードしたGeyserMCとFloodgateを入れたのち、サーバーを再起動すると反映されます。
※サーバーが最新バージョンではない場合、ViaVersionプラグインが必要です。
以下の記事を参考にして導入してみてください。
https://k-bull.net/wp-admin/post.php?post=46&action=edit
セットアップ
GeyserMCの設定
Floodgateを使う場合、GeyserMCと連携するためにある設定をする必要があります。生成されたGeyser-Spigotの中にconfig.ymlがあるのでメモ帳などで開き、「auth-type:online」という記述を「auth-type:floodgate」に変更して保存します。
サーバーの設定(1.19.1以降のサーバーのみ)
1.19.1以降のサーバーのデフォルト設定で統合版から接続すると「無効なプロフィール公開鍵の著名です。ゲームを再起動してください」と表示され、接続できない場合があります。そのため、サーバー設定(server.properties)の「enforce-secure-profile=true」を「enforce-secure-profile=false」に変更しましょう。こうすることでこのエラーは解消されるはずです。
ポート開放をして外部に公開しよう
最後に、統合版とJava版では開放するポートが違うのでポート開放を行います。
| Edition | デフォルトポート番号 | 
| 統合版 | UDP 19132 | 
| Java版 | TCP 25565 | 
PluginsフォルダのGeyser-Spigotフォルダの中のconfig.ymlのから統合版のポートを変えることもできます。
最後にサーバーを起動することで統合版勢がJava版サーバーで遊べるようになりました!
エラー解決法
| エラー | 解決法 | 
| 接続が確立できない (Connection Refused/Closed) | 統合版ユーザーがJava版のポート(25565)ではなく、統合版のポート(19132)を使って接続しているかを確認してください。 | 
| ログインできない/認証エラー | Floodgateの設定ミスが原因であることが多いです。auth-type:floodgateになっているか、そしてGeyserMCとFloodgateのバージョンがサーバーバージョンに対応しているかを確認してください。 | 
| スキンが反映されない | GeyserMCの仕様です。GeyserSkinManagerを使えば一部のスキンを反映させることが出来ます。 | 
| 一部のブロックやアイテムが正しく表示されない | Java版と統合版のバージョン差などによって表示がおかしくなることがあります。 | 
  
  
  
  
コメント